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「みずかがみ」情報No.5

2019.08.13

~まもなく「みずかがみ」の収穫時期です~

令和元年8月9日

滋賀県東近江農業農村振興事務所農産普及課

(東近江農業普及指導センター)

 

 東近江管内の「みずかがみ」は順調に生育しています。4月末から5月初旬移植の早いほ場(平坦)では7月23日頃に出穂期(*)となりました。

 出穂後30日を過ぎたら収穫できるよう早めに準備を整えましょう。

 *出穂期とは、ほ場の4~5割が出穂した日です。

 

収穫時期のめやす

○4月末から5月初旬移植の調査ほ場のうち、早いほ場では8月20日過ぎから成熟期を迎えると予想しています。

○近畿地方の一か月予報では平均気温が高いとされており、予想より早く成熟期を迎えることがありますので、出穂後30日を過ぎたらいつでも収穫できるよう準備をしてください。なお、過去6年間の登熟日数は出穂後32~34日です。

〇収穫は籾黄化率85~90%を確認し、適期に実施してください。目安としては、穂の上から3~4本目の枝梗につく籾がすべて黄化した頃です。

早刈りは、青未熟粒の増加につながり等級が低下する恐れがあるので避けてください。

 

 

水管理

出穂後3週間の常時湛水管理の後は間断湛水を行ってください。

落水時期のめやすは、収穫5日前です。落水は収穫作業に支障のない限りできるだけ遅らせ、根や葉の活力を最後まで維持させるようにしてください。

〇収穫直前まで水を入れると、米の充実が良くなり、外観品質も高くなります。

 

梅雨明け後、高温が続いています!

早く収穫の準備をし、籾の色に注意して適期に刈取り作業ができるようにしましょう。

また、熱中症にならにように体調管理に十分注意してください。